からだに優しい作物をつくる
「こまつ農縁」
榛名山の麓にある高崎市は、豊かな水と肥沃な大地に恵まれたまち。
その自然豊かな地で、私たちは、米や雑穀を栽培しています。
育てている米は「イセヒカリ」。
この米は、「神さまの田で生まれた神の米」と呼ばれるものです。
平成元年(1989)の秋、伊勢神宮の神田を2度の台風が襲いました。
神田のコシヒカリは、軒並み倒れましたが、ふたつの稲株が悠然と立っていました。
これが、「イセヒカリ」の誕生でした。
現在、伊勢神宮に御神米として捧げられるイセヒカリが、縁あって私たちのもとに来ました。
この縁を大切にするために、からだに優しい米を作るため、化学肥料や農薬に頼らず、さらに除草剤も使わず、栽培しています。
「食」は、暮らしの中で大切な役割を果たしています。
私たちのからだをつくり、こころを育み、生きる活力や暮らしに潤いを与えてくれます。
特に米は、主食として欠かせないもの。
だからこそ、ていねいに育て、量より質を求めた栽培を行っています。