お知らせ

菌の世界に住まわせていただいてます。 ’25/2

 もう春もそこまできてますね。なんだかソワソワしてくる季節です。


一月末、福島県二本松市に醤油用豆麹のワークショップに参加してきました。
醤油用豆麹は難しんじゃないかな…と。ドキドキで参加してきました。

安達太良山。別名、乳首山。

 安曇野を拠点に醤油用豆麹を作っていた宮崎さんが、福島の古民家に移住し、始められたひなた醤油研究所。
まだ移住して一年なのに地域に根付き、大豆、小麦の栽培までしておられます!

 3泊4日で大豆の引き込みから出麹まで体験してきました!
”麹菌が住みやすい環境を作ってあげるだけ””大丈夫。麹菌が助けてくれる!”と、
宮崎さんの言葉がとても印象的でした。
 近いうち、自分でも挑戦したいです!

 2月上旬。県主催のオーガニックマルシェに出店しました!
今回は、発酵をテーマにした映画『いただきます2』の上映会と発酵食の親子クッキングと同時開催。
群馬県庁の31階イベント会場だったので眺めが良い。たぶん…こんな高い場所で出店することはないだろうな(笑)

 県庁で用意してくれた什器でディスプレイ。いつもと違って新鮮。
ウチから県庁見えるから、県庁からも見えるはず!?
 映画、料理教室と内容が盛りだくさんで、幅広い世代の方がたくさん遊びに来てくれました!
こんなイベントを開催してくれる群馬県って、すごい!
菌ちゃん農法についても、県の研究農場、農林大で実験しています。

 2月の穏やかな日。『籾殻くん炭』を仕込みました。
こまつ農縁では、培土に混ぜたり、稲の苗の床土に活用しています。
炭なので菌のすみかになります。

 春になる前に、もう1〜2回仕込みたいな。

 そして、2月の大仕事!?踏み込み温床。
落ち葉、藁(稲藁と雑穀のガラ)、米ぬかをミルフィーユ状にして踏み込みます。

 毎回温度が上がるか心配しています。しかし”菌を信じて待つ””菌の住みやすい環境を作る”だけなんですね。
今月は”菌”とたくさん触れ合ったな。
実は、温床を仕込む前に、寺田本家のカフェへも行ったのですが、それはまたの機会に、報告します。

 この地球上は、人の数より圧倒的に菌の数の方が多い。私たち人間は、”菌の世界”に住まわせていただいているのだなぁと、改めて感じました。
また菌・発酵が面白くなってきました。